僕がブラック企業で苦しんでいた頃からブログに出会って、ブログで成果が出ない中で考えてきたことを綴っていきます。
当時の僕のように職場環境に合わず悩んでいる人、ブログを始めようか迷っている人の参考になれば嬉しいです。
「初めての就職は、少し遅れた24歳の頃」
初めての就職は、周りの友人たちよりも少し遅れた24歳の頃。
留学をしていたので、あまり就職活動をした経験がなく、
会社選びの知識がほとんどないままに小さな会社に就職しました。
僕は「やっと社会人になった」という期待感でいっぱいでした。
それまで働くということに現実味がなかった僕にとっては、
どこかふわふわしていて、「ここから下積みをして頑張ろう」というすごくポジティブな気持ちだったことを覚えています。
「甘くなかった社会の現実!?罵声が飛ぶ職場」
しかし、次第に、頻繁に罵声が飛び交う職場の様子が見えてきます。
それまで僕が見ていたときはそんな罵声は聞こえていなかったのに、
入社してみると怒鳴って怒られている人がいて、
「なんでできていないの?」と言われていました。
「そんなの時間がなかったからだと正直に言えばいいのに」「徹夜して仕事していた人に言うことなのかな」という気持ちもありましたが、
怒っている人もかなり本気で怒っている様子で周りの人は下を向いていました。
そういう意味のない怒りが飛び交う様子が垣間見えてきました。
僕はけっこう繊細でおとなしいタイプなので、
そういう人が怒られているのを見るだけでも辛いところがあったのです。
そして次第に自分も怒鳴られることが出てきました。
「悲しい気持ちに」
そんな中、上司は自分を守るので必死で、他の社員もみんな自分を守るので精一杯。
社長の口から出てくるのは「売上」「お金」、そして取引先やお客さんの悪口。
なにより僕は、社長が使う「身分」という言葉が一番嫌でした。
「立場の違いがあっても『身分』の違いはない」という思いをずっと持っていましたが、
そういう意見の違いを言えないような職場の雰囲気。
さらには同僚からは「こういうときは『勉強になります』と言うんだよ」というアドバイス。
思っていないことに「勉強になります」と言うことはできませんでした。
そして体調を崩していた先輩社員に僕が「大丈夫ですか」と言ったときの
隣にいた上司の張り詰めた空気感とその周りにいた同僚のキーボードを叩く音が止まる感じ。
それは、”仕事をしていなかった人” に “言ってはいけないこと” ということだったのかもしれません。
社長のアドバイスはいつも自分の利益になるためのアドバイスで、
こういうのを敏感に感じ取ってしまう自分が情けなく思ってしまう毎日でした。
「『あれ、何かおかしい』単純なミスを連発」
それと同じころ、僕は単純なミスをすることが増えていきます。
事務的な手続きの書類に名前を書いて印鑑を押すだけなのに、
3回間違えたときには自分に驚きでした。
頭ではわかっているんだけれど、そこから自分が行動するまでの回路が不具合を起こしているかのようでした。
職場の問題でよく言われる『うつ的なもの』の始まりなんだと、どこかで読んだような気もしていたのを覚えています。
ここから僕は「どうにか状況を改善しないと」という焦りが募っていきます。
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