記事外注でブログが台無し!?求人出してみた僕が”費用&相場”を総まとめ

僕は以前、ブログ記事の外注化を考えて、あるサイトで求人を出したことがあります。
そのときは “外注マニュアル” というものを使って募集。それからライターの方と価格交渉がありましたが、お願いするまでにはいたりませんでした。

 

それに、当時僕は恥ずかしながら外注をするということの意味を全く理解していませんでした。今は外注という選択肢はありません。

ブログ記事を外注するということを考えている方も少なくないのかもしれません。
しかし、「外注をして良いケース」と「外注をしたらブログが台無しになるケース」があるのでした。

 

上手くいっていないときは特に「外注化」というものに魅力を感じることもあるかもしれませんが、外注は慎重に考えなければなりません。今回は、外注を検討した際に気をつけなければならない「ブログの価値」についても考えていきます。

PART1:記事を外注するとはどういうことか

僕が外注ということに興味を持っていたのは、今から1年ほど前のこと。
当時は趣味ブログを始める前で、どうすればブログで成果が出始めるのか悩んでいた頃でした。

 

外注を考え始める理由の一つとして、ブログを育てて収入を作っていきたいけど時間がない。
でも記事をたくさん書いていかないとブログは育っていかない。
そんなときに外注をしてお金払って書いてもらえば、それでなんとかブログを育てていけないだろうか、と考えるパターンは多いのではないでしょうか。

実際に、外注をした人の実例を調べていると、外注しながらブログ運営している人をときどき見ます。
キーワードだけ自分で選んで、そのキーワードで書いてもらうということをしている人もいるのだそうです。

 

当時、僕はある教材に付いていた外注化マニュアルを使って、求人を出してみました。

PART2:僕が購入した教材に特典としてついていた「外注化マニュアル」

2-1. 外注化マニュアルの内容

当時僕が使った外注化マニュアルに含まれていたものを挙げていきます。

  • 募集するときの文言マニュアル
  • 添付する記事作成のガイドライン作成例
  • サンプル依頼の文言マニュアル
  • 契約合意後の文章マニュアル
  • 依頼したいキーワード一覧を載せる実例

これらが外注する際に必要になるものということでした。

2-2. 記事作成の依頼をする流れ

次に、こちらが依頼をする流れです。

  • まず、サイトで求人を出します。
  • 求人の問い合わせメッセージが届いたら、ガイドラインとキーワードサンプルを添付してサンプル作成をお願いします。
  • お互いに嬉しい取引にできそうなら契約をお願いしてキーワードを送ります。

2-3. 外注化マニュアルによって起こっていたこと

僕は、求人を出すのは最初は勇気がいるものでした。
お金が絡んできますし、相手がいることなので、自分がサーバーとドメインを契約してブログを開設するときより責任の大きさも違います。

 

外注を考えている場合、外注化マニュアルを探す場合があると思います。
僕が外注化マニュアルに沿って求人を出してみたところ、その求人サイトに異様な光景がありました。

 

それは、同じような文言の求人がずらっと並んでいたこと。
みんな同じテンプレートを使っていたのでした。
なので、当然求人を探している人にとっては異様な光景になっていました。

 

そういうケースで上手くいかないのは、自分自身がキーワードなどのスキルが全くないままに「楽しよう」という目的でやろうとするもの。
外注をしようとしたときの僕がこれでした。

当時の自分に言い聞かせたいのは、「楽な方法はないよ」ということでした。

PART3:実際に出してみた

3-1. 僕が選んだサイトはクラウドワークス

記事を外注する上で使うサイトはいくつかありますが、多いのが「クラウドワークス」だと思います。
僕が出したのもそこでした。

僕が実際に出した求人は、こちらの指定するキーワードで30記事作成するというもの。
他の求人の多くが1記事200円で設定していたので、それを基準に設定。
求人の期間は2週間程度で設定していました。

3-2. 外注の求人出してみた結果と費用&相場を考える

求人を出してから1週間以上経った頃だったと思います。
1人だけ応募のお問い合わせがありました。

そのお問い合わせ内容は、

  • 自分の強みはこういうところなので、質の良い記事が書けますということ
  • 記事の単価を数倍に上げて欲しいということ
の2点でした。

考えてみると、僕が求人を探す側だったとしても同じようにすると思いました。
1記事作成するのに、簡単なものを作るのにも少なくとも1時間ぐらいはかかると思います。

記事作成というのはそれくらい大変な作業でもあるので、誰かにお願いするにしても、お互いに嬉しい取引となるのには、それに対する記事単価は必要です。

PART4:「外注をしても良いケース」と「外注をしてブログが台無しになるケース」

ここで、「ブログの価値」について考えていきます。
特に、僕たちが作っているような個人ブログの場合についてです。

 

個人ブログの価値は、どういうところにあるのでしょうか。
個人ブログで収入を得ていくためには、検索順位もある程度のところにいる必要があります。
それに、だれかに読んでもらって想いを伝えていったり、他者貢献をしていくためにもある程度のところに表示されていることが必要だと思います。

では、どういうブログが上位表示されるのでしょうか。

 

それには、今のグーグル検索エンジンでは「オリジナリティ」がポイントの一つになります。
ここがなければ、だんだんと検索順位が下がっていくブログになると思います。

企業のサイトであれば、更新頻度によるドメインパワーを振り回して上位表示を保つというのもあるのかもしれません。
その場合は外注を基本とするのか、よくわかりません。

 

個人ブログの場合は、その「オリジナリティ」を作っていくために自分自身の経験や想いを伝えていくというのが上位表示に不可欠になります。

ここで、外注化で作っていくブログが長期視点で運営することが難しいということがあります。
それが、自分自身のことが記事に含まれにくいというのが、検索エンジンの評価に影響して、だんだんと検索順位が下がっていく可能性があると思います。

 

一方で、外注化しても良いのではと思うケースもあります。
それは、例えば旅の経験など個人の経験を集めているサイト。

僕は以前フィンランドに留学していたことがあるのですが、そのときに他の人たちのフィンランド経験を知ることができたのは、本当に助かりました。
人の経験は貴重なものですし、そういうものをテーマを絞って集めるというのは、助かる人がいるのかもしれないと思いました。

それでも書いてもらえる人を探さないといけませんし、求人サイトではたくさんの貴重な経験を集めるのは難しいのかもしれません。

終わりに

今では僕は個人ブログの記事を外注することは、選択肢にならないです。

ブログを運営していくことのポイントは、長期視点で資産になるように作っていくこと。
それには、自分自身の想いや経験が大切なのだと改めて確認しました。

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