「どれくらいの記事文字数が検索順位アップに必要なのか」
記事作成で疑問に持たれている方も少なくないと思います。
これは、様々な要因によるので一概には言えないというのが答えです。
しかし、あなたのブログで記事の検索順位を上位に上げていくための文字数を見つけていくことはできます。
そのために「3つの指標」を使います。
この「3つの指標」を使うことによって、あなたが記事を作成するときに「どれくらいの文字数で書けば上位に上がっていく可能性があるか」の目安がわかるようになります。
「この記事は上位に上げていける」という気持ちが生まれると、記事を書くモチベーションも上がりますよね。
そうすれば、記事作成を継続することにもつながります。
「3つの指標」を使って、ブログ運営の好循環を作っていきましょう。
目次
指標①:「平均滞在時間の最大値」を引き出す文字数
平均滞在時間は文字数に比例しない
ブログの文字数は、何文字程度書けば検索順位が上がるのでしょうか。
まず始めに、文字数によって検索順位に影響するものとして、「ページの平均滞在時間」があります。
これが長くなっていくにつれて、ページとしてグーグル側に評価されていきます。
では、ページの平均滞在時間は文字数に比例して上がっていくのでしょうか。
記事の文字数とページの平均滞在時間は完全には比例しないというのが答えです。
平均滞在時間には、他の要因も絡んでくるからです。
記事をそのまま読んでくれる人の割合もページの平均滞在時間に影響する
例えば、そのページを訪問してくれた人の内、どれくらいの人が最後まで読んでくれるのかというのも平均滞在時間が決まる上でとても重要になります。
例えば、5000字の記事を書いたとします。
その記事を10人の内1人が最後まで5分かけて読んでくれて、他の人がすぐに去ってしまえば、10人の平均滞在時間は30秒です。
一方で、10人の内5人が最後まで5分かけて読んでくれたら、他の人がすぐに去ってしまったとしても、10人の平均滞在時間は2分30秒になります。
なので、ページを訪問してくれた人のうち、どれくらいの人がその記事をそのまま読んでくれるかということも重要な要素になります。
すぐに去ってしまうという人と記事をそのまま読んでくれる人がいるというのは、最初の記事導入文がポイントとなります。
さらに、記事をそのまま読んでもらうには、その記事のテーマと内容が合致していることが必須です。
タイトルを見て「知りたいことが書いてありそう」と訪問してくれても、実際に内容を読み進めてみると「何か違う」となれば、読む気はなくなってしまいます。
平均滞在時間の最大値は文字数によって変化する
しかし、文字数によってページの滞在時間の「最大値」は変化します。
例えば、記事を読むスピードを500文字2分と仮定します。
パターン①の500文字の記事の場合、最後まで読んでもらえたら滞在時間が最大で2分になります。
同じようにパターン②の2000文字の場合は、8分。
パターン③の5000文字の場合は、20分となります。
このように、文字数が多いとそれだけページの滞在時間の最大値は長くなることがわかります。
(動画などを入れたりもありますが、今回は文字数だけに絞って考えていきます)
しかし、ここで気をつけたいのが、文字数を意識しすぎるということの危険性についてです。
文字数を増やそうと意識すればするほど、記事の内容は薄くなっていって、逆にお客さんにとってつまらないものになってしまうかもしれません。
そうなると、平均滞在時間は大きく下がってしまいます。
なので、テーマに沿って、文字数を大きくしようとは思わずに、お客さんが必要なことを適切な分だけお伝えしていくこと。
お客さんの期待に答えることができればできるほど、上の図にある滞在時間の最大値に近づくことができるのではないでしょうか。
指標②:「同じキーワードで書いている周りの記事たち」による文字数
検索順位は、他のブログ記事との比較になります。
同じキーワードで書いた記事の中から順位が決まってくるので、同じキーワードで書かれている他のブログ記事よりもそのキーワードで悩みを持ったお客さんがその問題を解決するために有効だとグーグル側に評価されなければなりません。
周りのブログ記事たちの強さは、そのジャンルによっても変わります。
競合の多いジャンルであれば、それだけみんな必死に1記事入魂で書いているかもしれません。
そういう場合、同じキーワードで表示させようとしている周りの記事たちが8000字で書いているとすれば、1000文字ではそれらの記事を超えていくのは、難しいかもしれません。
もちろん、2番目が10000字で書かれている記事で1番目が1500字というケースだってあると思います。
少ない文字数で的確に答えている記事が一番強いということはあるかもしれません。
反対に競合の少ないジャンルであれば、それらの記事たちよりもお客さんの役に立つ記事は書きやすいかもしれません。
どちらにしてもそのケースによっても変わるのだと思います。
指標③:「ブログ自体のパワー」を考慮した文字数
さらに周囲の記事だけでなく、ブログ自体のパワーも大きく関わってきます。
上位に表示されている記事を見ると、短い記事もあります。
例えば、極端なところを見ると、スポーツのニュース記事。
新聞社などのニュース記事たちの平均滞在時間を見ると、その最大値を取ったとしてもそれほど長くなり得ない文字数。
500文字以内で書いているにも関わらず、競合激しいキーワードで1ページ目の上の方に突然現れたりします。
これは、記事数が膨大で、更新頻度などによってドメインパワーが強大になっていることによるのではないでしょうか。
このように、更新頻度やブログの記事数によってドメインパワーが強いサイトがあるように、ドメインパワーなど他の要因によっても上位に上がるための文字数は変わります。
なので、どれくらいの文字数なら上位に上がれるかというのは、日頃からどれくらいの文字数ならどのあたりまで上がるのかというのを肌感覚で見ていくと本当に必要な文字数はわかってくるのではないでしょうか。
様々な要因によって検索順位は変わってきます。
「これくらいの記事を書いたらこのあたりまで上がった」という自分自身の事例を増やしていって、自分自身の記事の勝ちパターンを作っていくことが近道です。
終わりに:最も大切なこと
最も大切なことは、自分自身がその記事で伝えたいことを「文字数増やそう」と思わずに、想いのまま伝えること。
文字数とかSEOではなく、本当に良い内容で、訪問してくれたお客さんが「読んでよかった」と思えるものが評価されるようになっていくのだと思います。
答えは記事をたくさん書いていって、初めてわかってくるもの。
なので、どれくらいの文字数が良いのかわからないうちは、色々な規模の記事をたくさん書いていって、自分自身のブログが上位に行くことができる「勝ちパターン」を見つけていくこと。それがあなたのブログで「どれくらいの記事文字数が検索順位アップに必要なのか」がわかる方法だと思いました。
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