ブログ継続できない時は”記事が3倍進む”「3つの時間ルール」を知ろう

ブログで成果出すには、”正しい方法” で “十分な時間” を “記事作成に費やす” ことが必要です。
しかし、正しい方向で進めているし、十分な時間を使っているのになかなか記事数が増えていかないという状態になることもあるかもしれません。

 

僕は以前、会社で働きながら「どうにか自分で収入を得ていくスキルを身につけることはできないだろうか」と模索していた頃、向上心が強くて「良いことは全部自分に取り入れたい」と思っていました。
しかし、そういう考え方で物事を推し進めていくことは実際には難しいです。

 

もし何か成果を出したいことがあるのであれば、それを前へ前へと押し進めていくために、本質的なものに絞り込む必要があります。
今回は、ブログで最短の成果を出すための「3つの時間ルール」をご紹介します。

時間ルール①:エネルギーを分散させずに「一点集中」

まず始めに、こちらの図を見ていきます。
(僕が昔やろうとしていたことでもあります。)

例えば、趣味ブログで記事を更新していく場合。
他にもメルカリに取り組む、株の勉強会に参加する、FXに取り組む、メルマガアフィリエイトに取り組む、バイトもする、英語も習う、飲み会にも定期的にいく、旅行の計画も立てる、などなど。

極端な例ですが、10個のことに取り組もうとした場合、矢印1つが1時間で費やすエネルギーとします。

 

一方で、株やメルマガアフィリエイトなどは置いておいて、趣味ブログの記事更新に一点集中した場合。

これが1週間、1ヶ月と時間が経過するにつれて、その差が大きくなっていきます。
極端な例ではありますが、色々なことに取り組むということはエネルギーを分散させるということでもあります。

 

たくさんのことに同時に取り組めるというのは能力でもあると思います。
しかし、それがある程度形になってからであれば良いのですが、下積みをして時間を取られているものがいくつもあると、エネルギーが分散されて進みづらくなってしまうことになりかねません。

 

実際には、会社で働いている場合など、現実的に一点だけに集中することは難しいかもしれません。
しかし、2点か多くても3点ぐらいまでに押さえておかないと、半年や1年という期間で見たときに進み具合の差は大きくなってしまっているかもしれません。

 

特にブログの場合はグーグルによるブログの評価のこともあるので、最初の土台となる記事作成は一気に進めてしまうことができるとブログが育つのが早くなるのではないでしょうか。

時間ルール②:「最優先事項を優先する」

ブログに一点集中したとしても、ブログ運営で発生するタスクはたくさんあります。
記事作成以外にもワードプレスの設定やリンクエラーの修正、アクセスの分析、新しい知識の習得、他のブログのリサーチなどなど。「全部やっていたらどれだけ時間かかるんだ」と思ってしまうぐらい、だんだんとやることに溢れてきます。

 

その中でどれを先にすれば良いのかわからなくなってしまうこともあります。
物事を本質的に俯瞰して、最優先事項はどれなのか選択をしなければなりません。

 

ブログを開設したばかりの頃は、ワードプレスは最低限の設定だけ済ませて記事作成を先に50〜100記事ぐらい進めてしまってグーグルに「記事書いてますよ」と伝えておいて、検索エンジンに登録してもらって、少しずつでも読者の人に読んでもらった方が検索順位が上がるのが早くなります。

 

お仕事でプロジェクトするときなどの時間の使い方の中に「ボトルネックを特定する」というものがあります。
これは、そのプロジェクトの目標へたどり着くために、一番足を引っ張るものを最初に特定して取り除いてしまおうというもの。
ブログで最初の成果出すということでいうと、開設したブログにとって最も時間のかかる「きちんと更新していますよ」とグーグルに信頼してもらえるようになるまでの期間がそれにあたります。

 

ワードプレスの細かい設定をしているよりも記事を先に進めてしまって、アクセスが集まり始めてからあとで細かい設定を少しずつしていく方が “時間のレバレッジ” が効いてくるのです。

時間ルール③:何にその時間を使うかは「トレードオフ」

そうはいっても、実際にブログ運営をしていくと、「この設定しておいた方がブログ早く育つのでは」というものが登場したり、「この設定しておいても頑張れば記事作成も同時進行できるのでは」ということもあるかもしれません。

 

ここで覚えておきたいのが、「トレードオフ」という時間の考え方です。

これは、「何かを選択するということは何かを選択しないということと同義である」ということを表します。
僕たちが何かを選択するとき、それは同時に、他にしたいことをしないという選択を同時にしていることでもあります。
「あれもやろう、これもやろう」という進め方をしていると、次第に時間が足りなくなってしまうのです。

 

例えば、「ブログを始めよう」という選択をしたとします。
それは同時に、ブログに使う時間や労力によって「何ができなくなるか」ということを考えなくてはなりません。

ブログ記事を更新していくということを選択するということは、それに使う時間のぶん、他のことに使えなくなってしまいます。
なので、そのぶん「これをしない」という選択をしないでいると、次第に「ブログ記事作成に使う余裕がない」という事態になって続けられなくなってしまうかもしれません。

終わりに:本質的なもの以外を “断って” “取捨選択する”

本当に重要なものに絞ることって、思っている以上に難しいことなのかもしれません。
優先すべきでないものを一生懸命 “断って” 自分で “取捨選択する” というのは、しんどいことでもあります。

これって結構難しくて、僕は苦手でもあるのですが、「これは断らないと時間が取られてしまう」と思うものが目の前に現れると、一生懸命「断る」という方向へ頑張るようにしています。
これらによって、記事作成が大きいときには3倍ぐらい進み具合が変わってくるのではないかと思っています。

 

「断る」というのは、2つあると思います。
1つは「他の人に断る」というもの。(僕は苦手でもあります。)

もう1つは、「自分に断る」というもの。自分自身で「これは本質的なものかな」と考えて、優先すべきでないものを自分に断っていかないと本当に大切なものが進まなくなっていきます。

 

どれが本当に今自分が取り組みたいものなのか取捨選択をして、他のものを一つずつ絶っていくことも、本当に進ませたいものを前へ前へと推し進めておくために大切なことなのかもしれません。

コメントを残す