「ワードプレスって難しそうだけど、初心者でもできるかな」
そういう方でも手順通りに設定すればできるように、ワードプレスブログ構築の全手順をまとめました。
かなり細かいところまで画像付きで解説しているので、そのまま手順通りに進めていただければスムーズに『ドメイン設定』から『ワードプレスのインストール』までできると思います。
サーバーやドメインの設定は年々ところどころ変わっていきますが、こちらは画像や手順も2019年のものを使っているので安心です。
SSL化設定など一度にぱぱっとできなかったり、あっち行ってこっち行ってという面倒な設定もあります。
しかし、面倒な設定ほど後回しにしていると、あとでより面倒になってしまうので、こちらの『ワードプレスブログ構築 全手順』で一度に済ませてしまいましょう。
(オススメしている『お名前.com』『エックスサーバー』で解説を進めていきます)
目次
PART1. ワードプレスでブログ運営する全費用を確認しよう
まず初めに、「ワードプレスブログ構築」にかかる費用をざっと確認していきます。
すでに確認している方は飛ばしていただければと思います。
PART2. 事前に決めておくものリストを確認しよう
作業の途中で考えていると止まってしまうので、初めに考えておくのがオススメなものがあります。
ざっくりとでもイメージしておくと、スムーズに進めていくことができるかもしれません。
①ドメイン申し込み時に必要なもの
- ドメインURL
②ワードプレスのインストール時に必要なもの
- ブログ名
- ユーザー名
- パスワード
(これらは後からでも設定できますが、諸々の設定上最初に決めておくと他の作業も進めやすいです) - 使用するメールアドレス
(メールアドレスがまだない場合は、事前にGメールなどでアカウントを作成しておくことがオススメです)
PART3. はじめに ワードプレスブログ構築の流れを確認しよう
最初にざっくりとワードプレスブログ構築の流れを確認です。
- 手順1ドメインの契約お名前.comでドメインを契約していきます。
- 手順2サーバーの契約エックスサーバーでサーバーを契約していきます。
- 手順3サーバーにドメインを設定エックスサーバー画面で契約したドメインを設定していきます。
- 手順4ネームサーバーを設定ドメインをサーバーへ紐付けしていきます。
- 手順5SSL化設定SSL化は検索順位にも影響してくると言われます。SSL化設定は後からすると面倒ですが、エックスサーバーでは最初に済ませておくと簡単にできます。
- 手順6ワードプレスをインストール最後に、エックスサーバーでワードプレスをインストールしていきます。
それでは設定を始めていきましょう。
PART4. お名前.comでドメインを契約する
手順1:希望のドメインURLを検索
まずはお名前.comのトップページを開きます。
検索窓があるので、そこへ使いたいドメインURLを入力して(①)、「検索」をクリック(②)。
次にドメインURLの最後の部分を決めていきます。
好きなものを選択して(①)、「料金確認へ進む」をクリック(②)。
手順2:オプションを確認して申し込み
以下画面に2つのチェックマークがあります。(①)
「Whois情報公開代行メール転送オプション」にチェック。
これは、最初に契約すると300円でできますが、後からつけようとすると価格が高くなってしまうので、最初につけておきます。
ドメインプロテクションは、ドメインを乗っ取られるリスクを減らすためのもの。
僕は最初、オプションとしてつけていませんでしたが、度々お名前.comからメールで「つけた方が良いですよ」という連絡が来ていて、安心材料としてつけました。
そして、お名前.comのIDを持っていない場合、任意のメールアドレスとパスワードを入力して「次へ」をクリックします。(②)
次に、お支払い方法を選択して、「申込む」をクリック。
手続きの画面になるので、しばらく待ちます。
以下のように「お申込みを受け付けました。」となれば完了です。
以上で、ドメインの契約はOKです。
PART5. エックスサーバーでサーバーを契約する
サーバーを契約していきます。
まずはエックスサーバーのトップページから始めていきます。
サーバー無料お試しというものがあり、10日間無料で使うことができます。(2019年4月現在)
それを使わなくても良いですが、そこから契約してそのまま有料の契約をすれば、10日間もプラスされたまま使えるのでお得です。
今回は、その方法で進めていきます。
手順1:エックスサーバーを申し込み
まずは画面右下の「お申し込みはこちら」をクリック。
「エックスサーバー会員IDを持っていない」の方から「新規お申し込み」をクリック。
すると、お申し込みフォームの入力する画面が表示されるので、それぞれの情報を入力していきます。
①サーバーID:任意のものを入力
②プラン:最初は「X10」で十分です
③メールアドレス:自身の任意のものを入力
④登録区分:個人の場合は「個人」とします
⑤名前⑥郵便番号⑦住所⑧電話番号:それぞれ入力します。
⑨インフォメーションメールの配信:どちらでもOKです。
利用規約を確認して、よければ「同意する」にチェックを入れて(①)「お申し込み内容の確認」をクリックします(②)。
以下の最終確認の画面になるので、確認をして「お申し込みをする」をクリックします。
以下の画面が表示されればOKです。
手順2:インフォパネルへログイン
登録したメールアドレスにエックスサーバーからメールが届いているので、メールを開きます。
そのメールの「ユーザーアカウント情報」の項目にエックスサーバーの管理画面を開く際に使う「会員ID」と「パスワード」が書いてあるので、大切に保管しておきます。(①)
インフォパネルのURLをクリックして、インフォパネル画面を開きます。(②)
送られてきた会員IDまたは登録したメールアドレスを入力。
送られてきたパスワードも入力して「ログイン」をクリック。
すると、インフォパネル画面が開かれます。
この状態は10日間のお試し期間でドメインの紐付け設定ができないので、このまま料金を支払って契約していきます。
(10日経たないうちに契約しても、10日間のお試し期間はもらえます)
手順3:料金のお支払い設定
画面左側にある「料金のお支払い」をクリック。
「サーバー」にある今回お試し期間中のものにチェックを入れて(①)、「更新期間」を選択します(②)。
期間は3ヶ月から選べるので、迷う場合ははじめは3ヶ月で良いと思います。
選択したら「お支払いを選択する」をクリックします。(③)
料金を確認して、希望のお支払い方法を選択。
支払いが完了すれば、サーバーの契約は完了です。
PART6. Xサーバーでドメインを設定する
次に、お名前.comで契約したドメインをXサーバーに設定していきます。
手順1:サーバーパネルへログイン
まずは、Xサーバーのトップページから「ログイン(①)」の「サーバーパネル(②)」を選択。
以下の画面が表示されるので、「サーバーID」と「サーバーパスワード」を入力して(①)「ログイン」(②)します。
手順2:サーバーにドメインを追加する
サーバーパネルが表示されるので、「ドメイン設定」をクリック。
「ドメイン設定一覧」のタブが出ているので、「ドメイン設定追加」をクリックして切り替えます。
お名前.comで契約したドメインURLを「ドメイン名」に入力。(①)
「無料独自SSLを利用する」「高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする」それぞれにチェックを入れて、「確認画面へ進む」をクリック。(②)
以下の画面が表示されるので、「追加する」をクリック。
以下の画面になればひとまずOKです。
「無料独自SSLの設定に失敗しました」(②)とありますが、SSL設定は以降で進めていきます。
PART7. ネームサーバーを設定する
PAER3でXサーバーにドメインを設定しましたが、ここからネームサーバーを設定してドメインのサーバーへの紐付けは完了します。
手順1:お名前.comへログイン
まずはお名前.comのトップページからログインします。
IDとパスワードを入力して(①)「ログイン」をクリック(②)。
画面上側で「ドメイン設定」となっていますが、「ドメイン一覧」をクリックして切り替えます。
手順2:エックスサーバーのネームサーバー情報を入力
「ドメイン一覧」にある設定するドメインの「ネームサーバー」の欄の「変更する」をクリック。(ここでは変更はしませんが、設定するために表示していきます)
以下の画面が出てくる場合がありますが、「登録情報は正しいので、手続きを進める」をクリックしていきます。
すると、以下の画面になります。
下の方に「ネームサーバー情報を入力」という欄があります。
そこへXサーバーのものを入力していきます。
これは、Xサーバー利用している人は全員共通なので、以下のものをそのまま貼り付けていただいて大丈夫です。
- ネームサーバー1:ns1.xserver.jp
- ネームサーバー2:ns2.xserver.jp
- ネームサーバー3:ns3.xserver.jp
- ネームサーバー4:ns4.xserver.jp
- ネームサーバー5:ns5.xserver.jp
以下のように入力したら(①)、下の「確認画面へ進む」をクリック(②)。
確認画面が表示されるので、確認したら(①)「設定する」をクリック(②)。
処理をしているという画面になるので、しばらく待ちます。
「お手続きを受付いたしました。」と以下の画面になればOKです。(①)
以上でネームサーバーの設定は完了です。
「インターネットの環境により、反映完了まで24時間から72時間程度かかる場合がございます。」(②)と書いてある通り、すぐには反映されないので、反映されるまで待ちます。
PART8. SSL化設定をする
続いて、SSL化設定をしていきます。
まずはXサーバーのサーバーパネルから始めていきます。
手順1:サーバーパネルでSSL設定を追加する
「SSL化設定」をクリックします。
タブを「独自SSL設定追加」をクリックして切り替えます。
設定対象ドメインが設定したいものになっているか確認して(①)、「追加する」をクリック。(②)
すると、「SSL新規取得申請中です。しばらくお待ちください。」となるので、待ちます。
そして、完了すると以下の画面になります。
SSL化設定は完了しましたが、次の「6.ワードプレスをインストールする」の項目でもう一つSSL化のためにする設定があるので、続いてXサーバーにワードプレスをインストールしていきます。
PART9. ワードプレスをインストールする
エックスサーバーにワードプレスをインストールしていきます。
エックスサーバーのサーバーパネルから始めていきます。
手順1:サーバーパネルからワードプレスをインストール
画面下の「ワードプレス簡単インストール」をクリック。
「インストール済みWordPress一覧」のタブになっているので、「WordPressインストール」をクリックして切り替えます。
設定対象ドメインが設定したいドメインになっているか確認して、それぞれの情報を入力していきます。
①ドメインURLの後ろは空白でOK
②ブログ名:任意のものを入力
③ユーザー名:任意のもの入力(ログイン時のIDになります)
④パスワード:任意のものを入力
⑤メールアドレス:ブログで使うものを入力
⑥キャッシュ自動削除:「ONにする」にチェック
⑦データベース:「自動でデータベースを作成する」にチェック
入力したら「確認画面へ進む」をクリック。
確認画面が表示されるので、確認したら「インストールする」をクリック。
以下のように「WordPressのインストールが完了しました。」となればOKです。
「http:// /wp-admin/」をクリックして、ワードプレス画面に移動します。
手順2:ワードプレス画面でログイン
以下のワードプレスログイン画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力して(①)、ログインします(②)。
ドメインの紐付けが完了する前の場合は、以下の画面のように表示されないので、その場合はしばらく待ってもう一度ログインします。
ログインできると、以下の画面が表示されます。
これがワードプレスの作業画面になります。
手順3:URLをSSL化設定したものに書き換える
ワードプレスの画面が使えるようになったところで、SSL化設定の残っていた作業を行なっていきます。
画面左側「設定」の「一般」をクリック。
以下の画面が表示されます。
この状態だと画面上のURL部分が赤字で「保護されていない通信」となっていて、SSL化が完了していません。
「WordPress アドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」にサイトのURLがありますが、これの最初の部分が「http://」となっています。
それぞれ「https://」と「s」を加えます。
一番下の「変更を保存」をクリックします。
すると、URLが「保護されていない通信」からきちんと「https:」と表示されるようになりました。
以上で、ワードプレスのインストールまで完了です。
これで記事を書いていくことができます。
あとはワードプレスのテーマを選んだり、プラグインをインストールしたり、お好みのブログにカスタマイズしていってくださいね。
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